住之江の展示の見方

展示で分かること、分からないこと

レース前の展示航走では、次の情報が手に入ります。

  • スタート展示:本番に近い形での進入隊形と、スタートの様子
  • 周回展示:ターンや直線での走りの様子
  • 展示タイム:展示航走で計測されるタイム

一方で、展示の進入やスタートが本番とまったく同じになるとは限りません。展示は「本番を予想する材料の一つ」と考え、ほかの情報と組み合わせて使うのが基本です。

まずスタート展示で「号艇」と「コース」を照らし合わせる

当サイトのデータは、号艇(出走表の番号)ではなく、コース(実際に進入した位置)で集計しています。スタート展示で最初に確認したいのは、各艇が号艇どおりの位置に入っているか、つまり枠なり進入になっているかどうかです。

  • 枠なりなら、1号艇=1コース、2号艇=2コース…とそのままデータを当てはめられます
  • 誰かが内側のコースを取りにいった(前付け)場合は、号艇ではなく実際のコースでデータを当てはめ直します

進入の用語はスタート・進入傾向で詳しく説明しています。

周回展示は「そのコースの勝ち方」に合う動きかを見る

住之江のデータでは、コースごとに1着になるときの勝ち方がはっきり分かれています。そこで当サイトでは、各艇が「そのコースで勝つときの勝ち方」に合った動きをしているかを見る、という使い方をおすすめしています。下表の「展示で見たい点」は当サイトの見立てで、データで効果を確かめたものではありません。

コース1着になったときの主な勝ち方展示で見たい点(当サイトの見立て)
1逃げ97.2%ターンの出口で外へ流れず、すぐに加速できているか
2差し71.1%内側を小さく回れているか、ターン中に艇が安定しているか
3まくり47.2%、まくり差し39.1%直線の伸びと、内側へ切り返すターンの両方
4まくり42.6%、差し27.9%、まくり差し26.4%伸びとターンのどちらが目立つか(勝ち方が分かれるため、気配で見極めたい)
5まくり差し74.1%(小サンプル)内側の艇の間を割るような、小さく鋭いターン
6まくり差し75.0%(小サンプル)5コースと同じく、ターンの鋭さ

2マーク付近の動きも見ておく

公式の水面紹介文には「2マークに引き波が残り、ボートが暴れて逆転劇も多くなる」とあります。周回展示で2マーク付近のターンが乱れていないかを見ておくのも一つの方法です。ただし、展示での2マークの動きと本番の着順の関係を示すデータは、当サイトにはありません。参考情報の一つとして扱ってください。

展示タイムは同じレースの中で比べる

  • 展示タイムは、同じレースに出る6艇の中での順位で見るのが基本です
  • 天候や水面の状態で数字そのものが変わるため、別のレースや別の日の展示タイムと単純には比べられません
  • タイムだけでなく、周回展示の動きやモーターの数字と食い違っていないかを確かめます。モーターの数字の見方はモーター評価にまとめています

展示チェックリスト

  • 号艇とコースは一致しているか(枠なりかどうか)
  • スタート展示で、極端に遅れている艇はいないか
  • 1コースは、ターンの出口で外へ流れていないか
  • 2コースは、内側を小さく回れているか
  • 3・4コースは、直線で伸びているか
  • 展示タイムの順位は、周回展示の印象と合っているか
  • モーターの2連対率と、展示の気配に大きな食い違いはないか

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